【取材】結婚相談所maricoco|サポート内容や料金について調査してみた

【取材】結婚相談所maricoco|サポート内容や料金について調査してみた

秋田県秋田市に拠点を構える結婚相談所maricoco。

今回、郵便局員から結婚相談所の仲人へ転身した代表の松倉みほ子さんにお話を伺いました。

全国的にも珍しいLGBTQの婚活サポートを行う理由やmaricocoのサポート内容をなどを教えていただきました。

首藤 こず恵
執筆者
M2W編集長

20代後半女性。結婚相談所サンマリエへの勤務経験を持つ。男女問わず数々の婚活の悩みを聞き、アドバイスをした経験から婚活全体の情報を婚活者側・運営側の両方の目線で発信中。

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結婚相談所maricocoとは

結婚相談所maricoco

形態仲人型
加盟団体日本結婚相談所連盟
(IBJ)
会員年齢層20代〜50代
URL公式サイト

結婚相談所maricocoは、地元秋田県出身の松倉さんが2021年3月に立ち上げ、東北地域を中心に婚活支援を行っています。

また、LGBTQ専用のプランを用意しており、誰もが好きな人と一緒になれる世の中を作ろうを日々励んでいます。

開業して2年も経たないうちに所属するIBJから「2022年下半期 IBJ AWORD」に選ばれており、松倉さんのサポート力の高さが分かります。

結婚相談所maricocoの立ち上げのきっかけ

首藤
本日はよろしくお願いします。まず、結婚相談所maricocoを立ち上げたきっかけをお願いします。

私は、以前地元の郵便局員としてお客様のライフプランを提案する業務を行っていました。

もちろん、そのお客様の中には独身の方もいて「誰かいい人いないかな」と言われると、婚活や結婚の悩みの方が気になってしまい、当時はできる範囲でご縁結びをしていました。

ただ、私の知り合いの中でご縁を結ぶには限りがあり、また、アドバイスもはっきり伝えられなかったんですね。

この縁組を仕事としてやることができれば、はっきりとアドバイスできると思い、いてもたってもいられなかったんです。

また、私の祖母が仲人をしていました。

祖母はどこへ行くにも、たくさんのお見合い写真が入った紙袋を両手に持って出かけていたんです。

そんな祖母のDNAが私に刻まれていたのか、縁結びを本格的に仕事としてやりたいと思うようになりました。

プライベートで縁結びをしている間も、実際に交際した方や結婚した方の姿を見ると、なんとも言えない達成感と幸福感がありました。

そして、もっと幸せな家族を増やしたいと思い、まずは私の弟の結婚相手を見つけようと、思い切って郵便局を辞めてmaricocoを立ち上げました。

首藤
松倉さんの郵便局員時代のお話やお祖母様のお話を聞くと、本当にお祖母様のDNAが松倉さんに刻み込まれているのがよく分かります。

松倉さんの弟さんの婚活はうまくいきましたか?

実は、弟がmaricocoでの成婚退会者の第一号なんです。

弟だけでなく、家族仲良く幸せに暮らしている姿を見ると、本当にご縁を結んでよかったと思います。

首藤
「maricoco」という結婚相談所の名前も松倉さんのご縁結びに由来していますか?

名前の由来は、縁起物の「鞠」とマリッジの「マリ」、それから私の親友と母の名前が「まりこ」なんですよね。

鞠は、様々な色の糸を組み合わせて一つの素敵な作品ができます。

人のご縁を繋ぐことも、鞠を作るように様々な人を組み合わせて一つの素敵な家族を作れたらと思い、maricocoにしました。

また、結婚相談所を立ち上げるときや私を支えてくれている家族や親友、両親などに対する感謝の気持ちも入っています。

今の私がいるのは周りの方の支えがあってこそなので、「みんなの思いをしっかり背負ってご縁結びをしていこう」という思いも込めています。

LGBTQプランについて

首藤
最近、LGBTQ専用プランや結婚相談所が増えつつありますが、maricocoでLGBTQの方の婚活・恋愛サポートをしようと思ったきっかけは何でしょうか?

様々なきっかけが重なってこのプランを設立したのですが、私が住んでいる場所は秋田県の中でもかなり田舎の場所でして、そんな中でペアルックを着て仲良く手を繋いでいるLGBTQの方を見かけたんです。

そのカップルを見た時に、「本当にこの2人は出会えてよかった」と心から思いました。

どんな価値観を持っていても幸せになる権利は誰にでもあり、好きな人と一緒に暮らせるのは本当に幸せなことだと私は思います。

ただ、どうしても出会いが少ないのが現状なので、色々を調べた結果、LGBTをサポートする「日本LGBTサポート協会」の存在を知り、仲人として加盟しました。

首藤
日本LGBT協会に加盟すると、例えばIBJのようなお相手紹介のシステムを使って縁組をしていくという仕組みでしょうか?

そうです。

ただ、そこに会員は自分のセクシャリティーについて公表している方が少ないので、会員様自身が自由にお相手探しができないようになっています。

なので、私たちのような仲人がプロフィールを見て手組みでご縁を繋いでいます

自分のセクシャリティーについて公表していない人にとっては、やはり周りに知られてしまった時に命に関わる問題でもあります。

誰もが安心安全に出会えるよう、そこは私自身もかなり配慮しながら縁組をしています。

首藤
実際に、当事者の方からmaricocoへの登録や問い合わせなどはありますか?

もちろんありますし、実はご成約された方もいるんです。

日本の法律では同性婚が認められていないこともあり、日本LGBTサポート協会ではパートナーを見つけた方を「ご成約」と言います。

首藤
そうなんですね!それはとてもいいことですね!その方は秋田県在住の方ですか?

そうですね。

LGBTサポートプランで活動されている方は、東北やSNSを見て登録された関東の方ですね。

首藤
このプランで活動される方がよく抱える悩みはありますか?

当事者だからこその悩みはもちろんあると思いますが、「良い方となかなか巡り会えない」「相手の気持ちが分からない」など一生涯のパートナーを探す上での悩みは、皆さん同じ悩みを抱えています。

LGBTQの方が“特別な人”というわけでは決してないので、会員様一人ひとりと向き合って、皆さんが結婚したいと思える方と出会えるようサポートしています。

結婚相談所maricocoの会員の特徴

首藤
maricocoで活動されている方の特徴を教えてください。

年齢も性別も性的嗜好も、本当に多種多様ですね。

年齢は20代前半から59歳までの方が今活動されているので、マルチだと思います。

婚活をしていると、どうしても結婚がゴールになりがちです。

しかし大切なのは、結婚後の生活でいかに自然にお互いを尊重し合って、信頼し合って生きていけるかだと思います。

その人自身の良さを伸ばしつつ、凝り固まった価値観をほぐしつつ、その方に合ったパートナーを見つけていきます。

首藤
秋田県は結婚相談所よりも知り合いや親からの紹介で結婚する人が多いイメージですが、実際、秋田県の会員数はどのくらいでしょうか?

maricocoを開業した当時は秋田県在住の会員は50人にも満たなかったですが、現在は結婚相談所の数も増えたこともあって、会員数も増えていますよ。

結婚相談所maricocoはこんな人におすすめ!

首藤
maricocoは、どんな方におすすめですか?

本気で結婚したい人」ですね。

結婚したいならすぐに結婚相談所で婚活した方がいいです。

結婚願望がある人とだけ出会えるようになっていますし、仲人がいてすぐに相談できるようになっているのは、婚活に悩んでいる人にとって恵まれた環境だと思います。

また、私自身、結婚して20年になりますが、子宝にも恵まれたり、今こうやって仲人業をやれたりするは家族の支えがあってこそですし、結婚して良かったと心から思います。

結婚する幸せを知っているので、「成功者から学びたい」「結婚生活を円満にする秘訣を学びたい」という方にもおすすめです。

結婚相手を見つけるためにやってほしいこと

首藤
結婚相手を見つけるためにやるべきことや秘訣はありますか?

自分と向き合うこと」と「行動力」です。

婚活していると、「いい人に出会えない」「お見合いしても断られた」など辛いことも多いです。

でも、辛いことや自分自身と向き合わなければ、うまく行かない原因も改善されないですし、婚活も長引きます。

辛い時は私が話を聞いて皆さんの思いを受け止めますし、「一歩一歩を一緒に二人三脚で頑張りましょう」と皆さんには話しています。

首藤
松倉さんから会員様と積極的にコミュニケーションをとっていますか?

自分でなかなか話ができない方や自分の思いを言葉にできない方は、私から連絡していきます。

こちらからの連絡があまり必要でない方は私からの連絡は控えますが、それでも夜になるとLINEや電話で状況や気持ちを伝えてくれますね。

首藤
松倉さんとのやり取りは、基本的にLINEや電話でしょうか?

そうですね。

いつでも連絡できるような環境はあるので、気軽に相談していただきたいです。

首藤
maricocoを成婚退会するまでの平均活動期間はどのくらいですか?

大体10ヶ月以内で成婚されていきますね。

1年以上活動される方もいますが、多くの方が1年以内に結婚相手を見つけて退会されていきます。

入会を検討している方へのメッセージ

首藤
最後に入会を検討している方へメッセージをお願いします!

秋田県は結婚相談所が浸透し始めている段階なので、「結婚相談所ってどんな所なんだろう」「どんなサポートをしてくれるのかな」と分からない方も多いと思います。

入会に関してはやはりご本人の意思が一番なので、無料相談で私とお話して「よし!ここでやろう!」と思った方だけにご入会いただいています。

経験豊富で明るい、話しやすさに定評がある仲人がお待ちしておりますので気軽にお問い合わせいただければ嬉しいです。

首藤
本日は、貴重なお話ありがとうございました!

あとがき

取材にも、気さくに明るく答えてくださった松倉さん。

お話していくうちに、仲人業が松倉さんにとって天職だということが分かりました。

一人ひとりに合わせた婚活サポートで、自分にとって最適なパートナーを見つけてくれます。

秋田・東北地方で婚活したい方は、ぜひ結婚相談所maricocoの無料相談で松倉さんに相談してみてはいかがでしょうか?

結婚相談所maricocoの料金プラン

フルサポートプランあきた県南プランU32プラン
入会金88,000円77,000円44,000円
登録料11,000円11,000円11,000円
月会費11,000円11,000円11,000円
お見合い料無料無料無料
成婚料220,000円220,000円198,000円
パパママキッズプランLGBTサポートプランおためしプラン
入会金 33,000円11,000円無料
登録料無料11,500円11,000円
月会費無料無料無料
お見合い料5,500円/1回8,800円5,500円
成婚料220,000円198,000円正会員へ切替