子連れ再婚と聞くと、普通の再婚よりハードルが高く感じてしまうかもしれません。
「子連れ再婚はやめた方がいい」「子どもがかわいそう」と、周りから言われてしまったり。
子どもが新しいパートナーに懐かずに再婚が失敗したらどうしようと、不安になる方もいるはず。
しかし、子連れ再婚が失敗する主な原因は子どもの年齢にあります。
そこで今回は、子連れ再婚が失敗しやすい年齢についてご紹介。
併せて、再婚するタイミングや子連れ再婚で気をつけたいこと・対処法について解説していきます。
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子連れ再婚が失敗する原因
「子連れ再婚に失敗した」「子連れ再婚はうまくいかない」とよく耳にするかもしれません。
子どものためにと思って再婚しても、また離婚しては意味がありません。
ではなぜ子連れ再婚は失敗しやすいのでしょうか?
子連れ再婚が失敗する主な原因を3つご紹介します。
子どもと継親の関係性
子連れ再婚が上手くいかない原因の一番の理由は、子どもと継親の関係性にあります。
突然知らない大人と暮らすことになったら、子どもは困惑するでしょう。
いきなり『親だよ』と言われても、子どもは親として認識はしません。
そのため、継親が子どもに親と認めてもらうために頑張っても心を開くどころか距離ができてしまい、気持ちがすれ違ってしまいます。
継親からすると、「これだけ頑張っているのに、懐いてくれなくて可愛くない」と思えてしまい、子どもからすると「本当の親じゃないのに色々言われて嫌」と感じるようです。
子どもと継親の気持ちのすれ違いが原因で、離婚に繋がるケースがほとんどと言えるでしょう。
再婚するタイミング
子連れ再婚は一般的な再婚に比べ、タイミングが重要になってきます。
その理由として、自分と再婚相手二人の問題だけでなく、子どもの年齢や意見が関わってくるためです。
子どもがまだ小さいときや、手が離れたタイミングなら子どもにかかるストレスは少なく済みますが、子どもが思春期の時に再婚すると高確率で失敗してしまうでしょう。
思春期の子どもはとても敏感なため、知らない大人と生活することは過度なストレスを与えることになります。
子どもが反抗的な態度になったり、ひどい場合は引きこもってしまうケースも。
子連れ再婚を考えている方は、再婚するタイミングを間違えないように気をつけましょう。
継親を「お母さん・お父さん」と呼ばせる
子どもにとってのお母さん・お父さんは一人しかいません。
突然「今日から新しいお母さん・お父さんになったからお母さん・お父さんって呼んでね」と言われても、子どもは困惑してしまいます。
「本当の親じゃないのになんで?」と思うでしょう。
子どもが親と認めてない状況で、呼び方を強制してしまうと反抗して険悪な雰囲気になる場合もあります。
険悪な雰囲気が続けば居心地が悪くなり、最悪、家庭崩壊に…。
子どもに「お母さん・お父さん」と無理強いや強制するのはやめましょう。
子連れ再婚が失敗しやすい子どもの年齢
上記で子連れ再婚は子どもの年齢やタイミングが重要になる、と紹介しました。
そこで、子連れ再婚が失敗しやすい子どもの年齢について二つに分けて詳しく解説していきたいと思います。
中学生
中学生は思春期真っ只中。
思春期の時期の子どもは、身体は大人へと変化しているが、心の成長が追いつかず精神的に不安定な状態にあります。
そのため多くの子どもは反抗期を迎え、実親でさえ子どもとの関わり方で悩まされます。
そこに突然よく知らない大人が一緒に生活を始めたら、子どもの気持ちはどうでしょうか?
思春期はとてもデリケートな時期で、中学3年生は受験もあり気を張っている状態です。
継親と仲良くなるどころか、逆に心を閉ざしてしまい溝は深くなる一方です。
子どもが思春期のうちは再婚を控えた方がいいでしょう。
高校生
思春期を終えた高校生は大丈夫と思われがちですが、注意することが1つあります。
それは連れ子が女子で継親がお父さんの場合です。
高校生は異性に対する関心が強くなり、性に対しても敏感な時期になります。
母親に女性の部分を感じたり、男女関係を感じさせるのはよくありません。
また、以下のような配慮が必要になります。
・下着姿で家の中を歩かない
・洗濯物は分けて洗う
・勝手に部屋に入らない
・再婚相手と子どもが二人きりにならない
子どもが女性の場合、再婚相手との関係性に気をつける必要があります。
子連れ再婚が上手くいきやすい子どもの年齢
子連れ再婚が失敗しやすい子どもの年齢について紹介しましたが、上手くいきやすい子どもの年齢もあります。
では、子連れ再婚が上手くいきやすい子どもの年齢はいくつなのでしょうか?
0〜3歳頃まで
子どもがまだ小さいうちは、再婚が上手くいく傾向にあります。
その理由として、子どもがお母さんやお父さんを欲しいと思っているからです。
やはり小さいうちは片親がいないと寂しい気持ちがあるため、再婚して新しい親ができると嬉しいもの。
そのため、子どもが再婚相手に懐きやすく、再婚相手も子どもを可愛がってくれるでしょう。
また、物心がつくのが3歳頃だとされています。
物心つく前に再婚することで、子どもへの精神的ストレスを減らせるでしょう。
しかし、子どもがまだ小さいとはいえ、再婚することをしっかり伝えてください。
何歳であろうと家族に変わりはありませんので、除け者にするようなことはやめましょう。
高校生以上
先ほど、子連れ再婚が失敗しやすい年齢で高校生と紹介しましたが、大人な考えを持ち始める高校生以上は上手くいきやすいと言われています。
「高校生は、まだまだ多感な時期で難しそう」と思うかもしれませんが、一人の大人として話ができるので、再婚を理解してくれるようになります。
また、部活動やバイトなどで家にいる時間も少なく、再婚相手と会う時間が少ないことも子どもにとってはいいのでしょう。
大学生以上になると、親元から離れる場合もあるので再婚に賛成してくれます。
再婚相手と子どもが異性の時だけ注意すれば、高校生以上は再婚が上手くいきやすいでしょう。
【どのタイミングでも】子連れ再婚で気をつけたいこと
これまで子連れ再婚に適した子どもの年齢を紹介してきました。
しかし、子どもの年齢に限らず子連れ再婚で気をつけたいことがあります。
そこで今回は3つご紹介します。
あだ名で呼ぶ
再婚して子どもに新しい親ができたとしても、いきなり「お母さん・お父さん」と呼ぶことはできません。
実の親でない人を、お母さん・お父さんと呼ぶことに違和感を覚えたり、嫌と感じる子どもは大勢います。
そのため、無理に呼ばせようとすると溝ができてしまい、関係性の悪化に繋がります。
そこでおすすめなのが、あだ名で呼ぶ方法です。
子連れ再婚が上手くいっている家庭は、継親のことをあだ名で呼んでいます。
呼び方にこだわらず、コミュニケーションを大切にしましょう。
焦らず時間をかける
子どもが懐いて欲しい気持ちが先走り、焦ってしまう人がいます。
しかし、焦るほど子どもは懐かなく逆に避けられてしまうでしょう。
連れ子に懐いてほしくて、仲良くなりたくて色々やってあげているのに避けられては辛いはず。
継親としても、「連れ子にこれだけやってあげているのに・連れて行ってあげているのに」と思ってしまい上手くいきません。
子連れ再婚が安定するのに約8年と言われています。
長すぎると思う方もいると思いますが、一から関係性を築いていくため短期間では不可能です。
もちろん個人差があるので、すぐに上手くいく家庭もあれば、8年以上かかる家庭もあります。
実親になろうとしない
親にならなくてどうするの?と思う方もいると思いますが、継親はどう頑張っても実親の代わりにはなれません。
子どもの気持ちも、『本当の親は一人だけ』と思っている場合がほとんど。
そんな子どもに対して、『実親の代わりになれるよう頑張ろう』と意気込んでも子どもには届いていません。
それどころか、「本当の親じゃないのに、なんで怒られないといけないの」と思ってしまい、反抗的な態度になったり、言うことを聞かなくなります。
そこで、無理に親になろうとせず子どものよき理解者・保護者でいてあげることが大切になります。
一緒に生活していく中で、信頼関係ができると子どもが親として認めてくれるようになります。
それまでは、無理に親になろうと頑張りすぎないことが大事です。
まとめ
この記事のまとめ
- 子連れ再婚が成功する鍵は子どもの年齢にある。
- 子どもの様子を見て再婚するタイミングを決める。
- 子どもの年齢に関係なく、気をつけた方がいいことがある。
子連れ再婚はうまくいかないイメージが強いですが、子どもの年齢やタイミングによってうまくいくか、いかないか決まります。
子どもが小さいうちや、手がかからなくなってきたタイミングは再婚がうまくいきやすいく、思春期や反抗期、難しい年頃は上手くいかないと言われています。
子どもを第一に考えて再婚するタイミングを決めた方が、子どもにかかるストレスを最小限で済むので、家庭崩壊になりにくいでしょう。
また、子どもの年齢に関わらず子連れ再婚する上で再婚相手と子どもの関わり方について今一度考え直してみるのも大切です。