ここ数年、日本の離婚率増加に伴い子連れ再婚の『ステップファミリー』が増えてきています。
初婚に比べ複雑な家庭環境から、様々な問題が出てくるでしょう。
今回は、実際にステップファミリーが抱えている問題点や課題について解説。
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ステップファミリーが抱えている問題点
再婚する前は、子どもと再婚相手の関係性は良好だったのにいざ再婚し、ステップファミリーになったら関係性が崩れた、という声をよく聞きます。
なぜ再婚すると変わってしまうのか、ステップファミリーならではの問題を3つ紹介していきます。
継子との関係性
ステップファミリーの問題の中で1番多いのが、継子との関係性です。
再婚前は子どもからみると親というよりは、『友達』の感覚に近いので子どもも懐き良好な関係を築いていけます。
ですがいざ再婚すると、親になろうとして子どもに厳しくなりがち。
今までたくさん遊んでくれた友達だった人が、突然親になり厳しくなってしまうと子どもは戸惑ってしまいます。
また、「本当の親じゃないのになんで怒られないといけないんだろう」と思い、段々と良好だった関係性が崩れていってしまいます。
子ども同士の関係性
お互いの連れ子が最初から仲良くなれるとは限りません。
突然、血の繋がらない兄弟姉妹ができると聞いて子どもは戸惑うはずです。
まだ幼い頃なら問題はありませんが、性格の不一致・年齢が近いと喧嘩が多発。
年齢が離れていたり、思春期などは逆に仲良くなろうとせず離れてしまう場合もあります。
また、子ども同士の再婚で1番気をつけてほしいのが、子ども同士が異性になる場合。
仲良くなりすぎて兄妹・姉弟の関係性を超えてしまう事、お互い意識して異性との同居に抵抗が出てくる子どもも。
再婚前に自分と再婚相手だけではなく、子ども同士も仲良くなれる場を設けてみてもいいでしょう。
初婚と子連れ再婚の違い
ステップファミリーは、全て一から始まる初婚とは全く違います。
初婚では、妊娠期間中に親になる実感を持ち一から育児が始まりますが、子連れ再婚の場合は親になる実感や心構えがないまま育児が始まります。
結婚と同時に始まる慣れない育児にストレスを抱え、また子どもの年齢によっては懐いてくれないなどの悩みも。
一般家庭でも生活していく中で問題は発生するので、ステップファミリーはそれ以上の可能性があってもおかしくはありません。
再婚する際には、初婚とは違う様々な悩み、問題があるということを覚えておいてください。
ステップファミリーの課題
ステップファミリーは様々な問題があり、ストレスを抱えているのが現状です。
だからと言って、ステップファミリーは幸せになれない訳ではありません。
ステップファミリーが直面する課題と、その解決策について紹介していきます。
自分に何ができるか考える
様々な問題が起きたとき、自分を責めたり相手に理想を求めすぎたりします。
ですが自分を責めたとしてもかえってストレスになってしまったり、相手にばかり求めすぎると関係が悪化してしまう原因にもなります。
まずは自分に何ができるか考えてみて、実行していくと良いでしょう。
もし、自分一人ではできない場合は「自分はこう考えているけど、協力してほしい」と伝えてみましょう。
考え方、伝え方一つで関係性は良くも悪くもなるので注意です。
理解し合う
再婚し、すぐにお互いのことを理解し合える人はごくわずかです。
何か問題が起きたとしても、お互いのことを理解していないと解決のしようがありません。
まずはお互いの気持ちに関心を持ち、理解するように心がけましょう。
たとえ他の家族が自分と違う考えを持っていたとしても、考え方は人それぞれ。
お互いの考え方に理解し合えると、素敵な関係性を築けるでしょう。
疎外感を無くす
ステップファミリーでよくあるのが、再婚相手が疎外感を感じることです。
再婚するにあたり、子どものケアばかりして再婚相手へのケアは放置。
こうなってしまうと上手くいっていた関係性も崩れてしまったり、再婚相手が子どもに対して嫉妬してしまう原因になります。
子どものケアはもちろん大事なことですが、夫婦で過ごす時間をとりましょう。
ステップファミリーが上手に関係を築くには?
なかなか家族の一員になれなかったり、上手く関係性を築けず悩んでいる方は少なくありません。
そこで、上手に関係を築く為のポイントを3つ紹介していきます。
焦らず接していく
ステップファミリーで最も大切なことは、焦らず時間をかけ家族になっていくことです。
積極的に子どもとコミュニケーションを図ることはいいことなのですが、強引になりすぎると子どもは嫌がります。
そうなってしまうと、継親は「仲良くなろうとしているのに懐いてくれない」と自分を責めてしまいます。
そこで、子どもとの関係は数年上手くいかなくて当たり前と開き直るといいでしょう。
だからと言って育児しない訳ではなく、家族の一員として接していくことは大切です。
家族みんなで話し合う
家族みんなで話し合いの場を設けることはとても大事なことです。
いくら子どもが小さくても、仲間はずれにせず一緒に話し合いに参加させてあげてください。
家では子どもの逃げ場はたくさんあり、話し合いに参加するのが難しい場合、どこか遊びに出かけた際でも構いません。
どんな些細な事や、デリケートな話をみんなで話し合う事で少しずつ距離を縮めていけるはずです。
子どものケアを欠かさない
親の離婚・再婚で子どもは想像以上に心に傷を負っています。
離婚をしたとき、子どもは自分を責めてしまったり、実親が離ればなれになった喪失感が生まれます。
この気持ちが消えるのはとても長く、数年で治るものではありません。
また、突然知らない人が親になり口出しされるとストレスにもなります。
子どものケアに必要なことは、気持ちに寄り添い焦らずコミュニケーションと図ることです。
ステップファミリーに焦りは禁物。
子どものケアにも同じことが言えるでしょう。
まとめ
この記事のまとめ
- ステップファミリーは、親子関係、子ども同士の問題がとても複雑。
- 自分にできることを考え、家族で話し合いする場を設けることが大切。
- お互いに理解し合い、疎外感を無くす。
ステップファミリーは、一般家庭より家庭環境が複雑なぶん対人関係に多くの問題があります。
ですが、家族で話し合い理解を深めていくことで、感じていた疎外感や上手くいかなかった関係性が良くなるはず。
焦らずゆっくり自分達の家族のカタチを作っていきましょう。