結婚相談所は変な人しかいない?元従業員だから分かる誤解と真実。

「結婚相談所には変な人が多い」という噂を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

これから活動を考えている人にとって、噂が本当なのか気になるはず。

また、万が一変な人に出会ってしまったらどうしたらいいか分かりませんよね。

そこで、元従業員である私、首藤が噂の真相と変な人に出会ってしまった時の対処法をご紹介します!

首藤
これを読めば、結婚相談所でどんな人が活動しているかも分かりますよ!

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首藤 こず恵
執筆者
M2W編集長

20代後半女性。結婚相談所サンマリエへの勤務経験を持つ。男女問わず数々の婚活の悩みを聞き、アドバイスをした経験から婚活全体の情報を婚活者側・運営側の両方の目線で発信中。

M2Wの記事は専門家の意見や利用者のインタビュー等をもとに、独自で作成しています。企業様より広告を出稿いただく場合もありますが、商品やサービスの評価やランキング、掲載内容に影響を及ぼすことはございません。
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結婚相談所に変は人はいるの?

疑問

まず噂の真相について。

結婚相談所に変な人はいない”とは言い切れない”が答えとなります。

「絶対に変な人はいないです」

と言い切りたいところですが、様々な考えを持った人が集まり、活動している場所であるため、もしかするとそのような人が紛れ込んでいる可能性があります。

具体的にどのような人が”変な人”と思われてしまうのか、ご紹介します。

結婚できないことを他人のせいにしてしまう

結婚相談所で活動すれば、必ず結婚できるわけではありません。

理想のパートナーを見つけて、成婚退会できる人もいれば、そうでない人もいます。

そして、結婚できないことを担当者やお見合い相手・交際相手のせいにしてしまうのです。

マナーや異性との関わり方など、自分自身に原因があるにもかかわらず、他人のせいにしていてはどんなに担当者が頑張ってもなかなか成婚退会することはできません。

また、少しでも気に入らないことがあると、怒ってしまったり罵声を浴びせたりする人も。

このような人は、確実に”変な人”というレッテルを貼られてしまうのです。

自分の考えを押し通してしまう

周りのアドバイスや意見を聞かず、自分の考えを押し通そうとする人も、変な人と思われてしまいます。

職場でそのような人がいると、周りから孤立したり、信頼されていなかったりしますよね。

結婚相談所の1番のメリットは、担当者からアドバイスがもらえるという点。

しかし、アドバイスを聞き入れなかったり、交際相手と成婚退会するために無理矢理話を進めたりする人が、少なからずいます。

「本当にこんな人いるの?」

と、不安になる人もいるでしょう。

ただ、このような人はほんのひと握り。

多くの結婚相談所が厳しい審査基準を設けており、この基準を越えていない人は入会をお断りしています。

また、審査基準を超えていたとしても、面談で担当者が”活動は厳しい”と判断した場合も同様です。

首藤
結婚相談所は、会員全員が安心して活動できるように日々努めてます。

結婚相談所にいた変な人の実例

首藤
実際に会員の方から聞いた変な人の事例を紹介します。

声が小さくて会話が成り立たない

首藤
会員のAさんがBさんとマッチングしたときのことです。

Bさんはとても高収入な方で、年収1,500万円以上でした。

楽しみにしてお見合いに行ったのですが、Bさんの声がとても小さくてほとんど聞き取れなかったんです…。

Aさんは何度も聞き返すのも失礼と思い、途中からただ愛想笑いしているだけだったそうです。

招待面の相手に対して、「すみません、声が小さいのでもう少し大きな声で話して頂けますか?」とも言いにくいですしね。

2回目のデートで「手をつないで欲しい」と言われドン引き

首藤
会員のAさんがCさんとマッチングしたときのことです。

初回のお見合いでの印象は悪くなかったです。

ですが、2回目のデートでずっと顔を見つめられたり、「手をつないで欲しい」と言われたり、気持ち悪くなってしまいました。

早く帰りたかったのですが、なかなか帰る雰囲気も出しづらく苦労しました。

Cさんが地元に戻ることも考えていたそうで「一緒に地元に来てくれますか?」なども2回目のデートで聞かれて、その気がなかったAさんは返答に困ったそうです。

その場で断って逆上されても困りますしね。

「婚活=子孫を残すため」の人

首藤
AさんがDさんと2回目のデートをしたときのことです。

Dさんは40歳手前の年齢でしたが、お優しそうでお見合いでの印象は悪くなかったです。ですが、2回目のデートで結婚観の話になって…

Dさんは婚活を自分の家族を作るためにやっていて、それ以外の理由ってある?という言い方をしていたのがAさんは気になりました。

Aさんが受けた印象としては、「自分は子供も産むための道具にしか過ぎなくて、もし子供を産めない体質だったらすぐに離婚されるのかな…」と思ったそうです。

好きな人と一緒にいられるのであれば、子供は必須ではないと考えていたAさんは即Dさんをお断りしたそうです。

もちろん、同じように子供が絶対に欲しいから、という理由で婚活をしている女性であればDさんと気が合いそうですね。

首藤
変な人の体験を書きましたが、この他にAさんは好みのタイプの方と結婚相談所でお会いできたと言っていました。

結婚相談所に変な人が多いと言われる理由

では、なぜ結婚相談所には変な人が多いと言われるのでしょうか?

これは、やはり結婚相談所に対する”イメージ”が関係しています。

結婚のタイミングを逃した人が多い

結婚相談所で活動している人のイメージとして、

「なかなか結婚できない人」

「自力で結婚相手を見つけられない人」

など、ネガティブなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?

一昔前は、職場結婚や親・知人からの紹介で結婚できる人が多くいました。

そして、それでも結婚できなかった人が相談所を頼っていたのです。

この時代のイメージが現在でも残っており、結婚相談所に対してネガティブなイメージを持っている人が多くいます。

しかし、最近では職場結婚も減り、身近な人からの紹介もなくなり、結婚したくてもできない人が増加。

そして、以前よりも利用しやすい価格帯になったことで、20代から結婚相談所で活動することも当たり前になってきたのです。

これから多くの出会いがありそうな20代でさえ、利用する時代。

結婚相談所は、”なかなか結婚できない人が多い”というわけではないのです。

恋愛経験がない

これまで、一度も交際経験がなかったり、交際経験があったとしても1人だったりと、恋愛に慣れていない人たちが多いというイメージも結婚相談所にはあります。

首藤
確かに、そのような人も実際に活動しているのは事実です。

ただ、そのような人ばかりが活動しているわけではないのです。

仕事が忙しくて婚活できない人の代わりにパートナーを探したり、早く結婚したい人のために婚活のお手伝いをしたりすることが、結婚相談所の本来の姿。

ハイステータスや一般的にイケメン・美人と言われる人も、たくさん活動しています。

首藤
つまり、恋愛経験豊富な人も活動しているのです。

玉の輿を考えている人が多い

マッチングアプリや婚活パーティーなど、数千円で婚活できる婚活サービスがある一方、結婚相談所の料金はこれらよりもやや高め。

”高額な費用が必要”と思われ、”お金持ち”や”玉の輿を考えている人”が多いという間違った先入観を持っている人もいます。

もちろん、医者やお嬢様の人も実際に結婚相談所で活動しているので、運良く結婚できれば玉の輿もできるでしょう。

首藤
ただ、活動人数はかなり少ないため、出会える確率も低いのが現状です。

最近の結婚相談所は、以前よりも比較的安く活動することができるようになり、誰でも結婚相談所を利用しやすくなっています。

また、平均的な年収の人が多いため、玉の輿を考えて活動している人はかなり少ないです。

実際、どのくらい変な人っているの?

結婚相談所に何人くらい変な人がいるかを、数字で表すことはかなり難しいです。

しかし、一歩間違えると自分自身が”結婚相談所にいる変な人”になりかねないのです。

そこで、変な人になってしまう人の傾向をご紹介します。

首藤
もし、少しでも当てはまったらすぐに考えを改めましょう。

高望みしすぎている

結婚相談所は、ハイステータスな男性や美人な女性など普段出会えないような人と出会える場所。

最終的な結婚の判断は、人柄や性格、価値観の一致などで決める人が多いですが、どの人とお見合いするかを決める段階では、やはり相手のステータスを見て決める人が大半です。

首藤
しかし、条件だけで相手を決めるのはちょっと危険!

「高収入な人と出会いたい」

「医者や弁護士と結婚したい」

このような高望みは、これからの婚活に大きな壁となります。

ハイステータスな異性は、結婚相談所でもかなり人気。

競争率が高く、ライバルよりも優れている部分がないとお見合いすらできません。

高望みをしすぎてしまうと、最終的にお見合いできるお相手がいなくなってしまいます。

そして、”結婚できないのは他人のせい”という考え方になってしまい、自分自身が周りから変な人と思われてしまうのです。

過去の恋愛と比べている

過去の恋愛や元夫・元妻と比べながら相手を選んでいませんか?

「もっと美人で家庭的な人がいい」

「前の夫は低収入だったから、今度は高収入の男性と結婚したい」

過去の恋愛と比べてしまう気持ちも分かりますが、恋愛において過去と比べても意味がありません。

これからを一緒に過ごす相手は、過去の相手ではなく、現在・将来に出会う相手です。

過去と比べすぎてしまうと、高望みや相手の欠点ばかりが目についてしまうようになってしまいます。

また、結婚相談所は半年や1年など短期間で婚活を終了させることが目的です。

出会うたびに比べていては、婚活の期間が長引いてしまうだけ。

首藤
過去は振り返らず、前向きに婚活することが大切ですよ。

結婚相談所で変な人と出会ってしまったら

「活動中にもしも、変な人と出会ってしまったら…」

「この人、ちょっとおかしいかも」

結婚相談所に変な人が必ずいないとは言い切れないため、活動中に変な人と出会ってしまう可能性もあります。

そして、もし出会ってしまったら早めの対処がとても大切です。

変な人と出会った時の対処法について、ご紹介します。

すぐに結婚相談所へ報告する

お見合い後や交際中、相手に違和感を感じたら、すぐに担当者や結婚相談所が設けている”お客様相談室”に報告しましょう。

報告するときは、メッセージのやり取りや相手の行動などを具体的に伝えること。

そうすることで、相談所も早く対処することができます。

「相手に報告したことがバレたらどうしよう」

と心配になりますが、報告が遅れると取り返しのつかないことになってしまう可能性もあります。

結婚相談所は、報告してくれた会員に危害が加えられないよう守ってくれるので、安心して報告しましょう。

やり取りをやめる

少しでも変な人と感じたら、勇気を出してやり取りをやめることも大切。

首藤
ただ、いきなりやめてしまうと相手に不信に思われる可能性もあります。

メッセージの頻度や感覚を少しずつ広げて、やり取りの回数を減らしていきましょう。

そして、交際終了の申し出や担当者への報告を忘れずにすること!

報告は、他の人が同じ思いをしないための大切な連絡でもあります。

やり取りをやめることに後ろめたさを感じるかもしれませんが、そこは割り切って自分自身の安全を第一に考えましょう。

まとめ

この記事のまとめ

  • 結婚相談所に変な人がいないとは言い切れない。
  • 結婚相談所に対するネガティブなイメージが、「変な人が多い」というイメージを根強くしている。
  • 高望みのしすぎや過去の恋愛と比べてしまうことで、自分自身も”変な人”になってしまう可能性がある。
  • もし、変な人と出会ってしまったら、すぐに担当者や結婚相談所へ報告する。

結婚相談所は、様々な思いや考え方の人が集まる場所でもあるため、時には”おかしい”と思う人に出会ってしまう場合もあります。

ただ、結婚相談所に変な人が多いという噂は真実ではありません。

純粋に結婚を望んでいる人の方が多いです。

万が一、変な人と出会ってしまったら、報告ややり取りをやめるなど早めに対処することが大切です。

そして、結婚相談所もトラブルへの対応マニュアルの作成や迅速に対処するなど、会員全員が安心して活動できるように日々努力しています。

首藤
安心安全の結婚相談所で、ぜひ素敵なお相手を見つけてくださいね!